博士~! 僕は歳を取るのが心配になって来ました!
急にどうしたんですか?
リクルート調査で60歳以上の53%が就職できなかったって見たんです!
じゃあ今日は60歳以上の再就職について一緒に考えていきましょう。
就職率が低い原因はなに?
過去5年のリクルート調査では、前提として34.8%は仕事探しをしていない人が含まれています。それにより多少の変動幅はありますが、実際に仕事が決まった人は11.5%と決して高くはありません。
この原因として考えられるのは雇用システムの変化が挙げられます。
日本の雇用システムでは「三種の神器」があります。
1. 終身雇用
企業倒産がない限り定年まで雇用され続ける仕組みがある
2. 年功序列
年齢や勤務年数とともに役職・賃金が上昇する
勤務年数や年齢が高くなるほど経験やスキルが高いという考え方
3. 企業別労働組合
従業員が組織化した労働組合である。終身雇用の関係により利害一致するメンバーの組織となりやすい
日本の雇用システムは分かったけど、これがどう関係するんですか?
じゃあ、次はどういう変化をしたかを話していくね
雇用システムはなぜ変化したのか?
高度経済成長期には多くの人材を雇う目的で年功序列制度が主流となっていました。
1990年代のバブル崩壊により日本の経済成長は停滞し始め、人件費の負担が大きくなり始めました。年齢の高い人や勤務年数の高い人ほど人件費は高くなります。
そして、ITやテクノロジーの普及により必ずしも経験年数が長い人は活躍でき、成果が出せるとは言えなくなりました。そして、年功序列の見直しが今は迫られています。
時代の変化による雇用システム変化が背景にあったんですね!
そうですね。時代の変化に伴う影響は大きいですね。
なにか60歳以上でも、就職が有利になる方法はないんですか?
次は、その方法について説明していきますね。
60歳以上で就職を有利にする方法
現在では技術やスキルを持っている人は就職に有利になるとされているので資格を持っている事が大切です。取るべき資格の選び方について説明していきます。
資格の選び方
1. 働いていた経験と関係のある資格
関連のある仕事なので資格も取りやすく、仕事を始めても経験を活かせる
2. 肉体労働には関係のない資格
年齢によって働き方に差が出てくるので、自分の特性にあったものを選ぶ
3. 自分の興味ある資格
視野が広がり新たな生きがいや経験を得ることで生活にも活かせる
他にも多くの資格の選び方があるので調べてみてください。
自分にあった資格を取る事で就職に有利になるんですね!
就職だけでなく、生活面でも役立つこともあるから積極的に勉強しよう
まとめ
時代が変化していく中で日本の雇用システムも変化していくので、それに備えて就職に役立つ資格を取ることで就職だけでなく、視野も広げることもできるのではないか。
今日も博士のおかげでまた少しレベルアップできた気がします!
これからも何かあればいつでも聞いてくださいね。
コメント