医療系大学4年生 2001年生まれ。

2023年にYouTubeを見てFIREを目標にする。

人生初の資格を取得 2023年9月8日 日商簿記3級 合格

FIREを目指した体験談をブログに記録していきたいと思い
2023年6月 ブログを開始

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5分で差がつく!インボイス制度の実情

Trivia (雑学)
少年A
少年A

ニュースで見たんですけどインボイス制度ってどんな制度なんですか?

クロウ博士
クロウ博士

インボイス制度は名前の割になかなか気合いの入った制度じゃ。

少年A
少年A

名前からは全然意味が想像つきませんけど…

クロウ博士
クロウ博士

今回はインボイス制度にについて話していこうかの。

インボイス制度とは?

インボイス制度2023年10月1日から開始される。

内容は仕入税額控除の申請に請求書だけではなく、適格請求書インボイス)が必要になる。

少年A
少年A

色々難しい言葉が出てきて全く分かりませんでした。

クロウ博士
クロウ博士

では、詳しく説明していこうかの。

仕入税額控除について

クロウ博士
クロウ博士

今回はコンビニを例にして考えていこうかの。

コンビニ300円(税抜)のアイスが販売されています。アイスを購入した時の値段は消費税10%を加えた330円(税込)です。この30円は何に対して支払ったお金か?

少年A
少年A

もちろんコンビニに決まっているじゃないですか。

クロウ博士
クロウ博士

コンビニに支払ったお金は300円で残りの30円は国に支払ったお金じゃ

少年A
少年A

そうだったですか!その30円はどうなってるんですか?

クロウ博士
クロウ博士

他のお客さんの分とまとめて国に納められているのじゃ
今回は1人分で話していこうかの。

アイスはコンビニで作られているのではなく、製造会社から仕入られます。製造会社からコンビニがアイスを100円(税抜)で仕入をしたとする。消費税10%なのでアイス一個は110円(税込)となる。国に納める消費税はコンビニと製造会社合わせていくらか?

少年A
少年A

もう引っ掛かりませんよ!
30円と10円で40円です!

クロウ博士
クロウ博士

正解は30円なのじゃ。

消費者(少年A)がコンビニに支払った30円には仕入の際の消費税も含まれているので、40円支払うと製造会社の仕入時の消費税が重複します。

少年A
少年A

では一体どうしたらいいんですか?

クロウ博士
クロウ博士

ここでやっと出てくるのが仕入税額控除なのじゃ

コンビニの納める30円から仕入の時に製造会社に支払った10円を引くことで、20円とし消費税の重複を防ぐ。

少年A
少年A

仕入時に支払った税金は引かれるんですね。

クロウ博士
クロウ博士

それが仕入税額控除じゃ。

適格請求書(インボイス)の問題

適格請求書インボイス)を持っていない企業との取引では、仕入税額控除が申請出来ない

適格請求書(インボイス)はインボイス制度の導入後には登録した事業者しか発行出来ない

登録した事業者は適格請求書等発行事業者適格事業者)と呼ばれ、免税事業者には発行出来ない

免税事業者適格請求書(インボイス)を発行出来ない

免税事業者から企業が仕入を行う場合、企業は仕入時の消費税を控除出来ず負担する必要がある

少年A
少年A

免税事業者と取引する企業が減るんじゃないすか?

クロウ博士
クロウ博士

まさにそれがインボイス制度の問題なのじゃ!

免税事業者の対応について

インボイス制度を導入された後、免税事業者との企業が取引には仕入税額控除は適用されません。企業は自社の利益の為にも、対策を考えます。

1つ目の対策は、免税事業者から適格企業に取引先を変更する

2つ目の対策は、免税事業者との仕入の値段を税込でインボイス制度前の値段にする。それによって商品の単価は下がるので免税事業者収益が減少する。

免税事業者適格事業者に登録するには、課税事業者へと変更する必要あります

課税事業者へと変更すれば、今まで免税されていた消費税を支払う必要があるため、減収は避けられない。そして、確定申告など色々な手間がかかるようになるので、準備が必要になる

少年A
少年A

今まで免税事業者だった人は風当たりが強くなりそうですね。

クロウ博士
クロウ博士

残り時間は短いが課税事業者へと変更する準備を整える必要があるの。

コメント

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