5分で差がつく！ゼロゼロ融資と中小企業！

中小企業の倒産理由とは？

新型コロナが感染症法上で5類にされたことで、コロナ禍以前と違い外出自粛期間は無くなりました。海外からの観光客もコロナ禍以前のように回復し始めています。

コロナ禍ではほとんどの企業が営業成績を下げ、多くの中小企業が倒産すると見込まれました。それを抑える為に政府が実施した制度が「ゼロゼロ融資」です。

中小企業を援助する為に実施された「ゼロゼロ融資」が、現在では中小企業の倒産の原因となっています。

ゼロゼロ融資ってナニ？

新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの中小企業は売上が大幅に下がりました。その対策として実施された制度が「ゼロゼロ融資」です。

「ゼロゼロ融資」では、売上が大幅に減少した企業に無利子、無担保で融資を行う制度です。

日本政策金融公庫等から最高4億円の融資が無利子で行われる。無利子期間は最長3年、元金の返済開始までは最長5年間です。

当初の目的通りにコロナ禍で倒産する企業の数は予想されたものよりも非常に少ないと効果を発揮した。

ゼロゼロ融資の返済が本格的に！

「ゼロゼロ融資」の融資額は非常に多く、そのおかげで倒産を逃れた企業は少なくない。

裏を返せば返済額が非常に多い融資を受けていたことになる。融資額が大きいことで、無利子期間を終えた後から発生する利子も非常に高い。2020年から「ゼロゼロ融資」は開始されたため、利子の発生は今年の2023年に始まっている。

そして、自粛期間などが無くなり中小企業などの経営状況は以前のように戻ると思われていたが、元通りとはいかない現状にも理由はある。

中小企業の現状とは？

多くの中小企業がコロナ禍以前の経営状況と異なるには、3年間という時代の変化が大きく関わっている。

3年間で様々なものが変化した、商品などは今やネットで買うことは当たり前となり、リモートワークやオンライン授業という言葉も当たり前となった。

その変化に対応することが出来ず、コロナ禍以前のままでは経営状況は元に戻るどころか、減少する一方である。
「ゼロゼロ融資」で多くの中小企業は延命されたが、それまでの期間にどのような対策をしたかが企業の運命を決めることになる。